山行報告 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
報告者 丸山敏文 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山行日 | 平成22年10月16日〜17日 | 天候 | 16日:晴れ、 17日:曇り | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ルート |
16日 新田辺(6:30)−八子ヶ峰公園(12:15)−八子ヶ峰西峰ー中央峰ーヒュッテアルビレオー蓼科山登山口ー白樺湖水源荘(15:25) 17日 水源荘(5:45)−蓼科山登山口(6:05)−P2113−山頂(9:15)−蓼科山荘ー七合目(乗車)ーすずらんの湯(13:20)−おぎの屋(15:40)−新田辺(20:55) |
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コース タイム |
16日 八子ヶ峰公園(12:15/12:40)−中央峰(13:58/14:00)−ヒュッテアルビレオ(14:22/14:35)−蓼科山登山口(女神茶屋)(15:00/15:12)−白樺湖水源荘(15:25) 17日 蓼科山登山口(女神茶屋)(6:05)ーP2113(7:40/7:45)−蓼科山・山頂(9:48/9:53)−蓼科山荘(昼食)(10:35/11:10)−七合目登山口(12:25/12:55)−新田辺(20:55) |
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参加者 | 先頭 : 山下 中間遊軍 : 秋月、丸山 写真 : 北村 後備 : 佐坂 会計 : 徳田 1班 CL:中島 SL:津田 樋口、隅谷、長野、坂部、山中 2班 CL:上角 SL:畑 薗上、山田、中田、木曾、、尾崎 3班 CL:三宅 SL:石田 小川、中廣、吉野、岡本(忠) 4班 CL:守口 SL:広瀬 西川、岸田、堀、森田、池田、岡本(綾) 5班 CL:金本 SL:梅澤 中村、吉津、加藤、若林、高谷、大塚 6班 CL:山口 SL:後藤 宮野、徳田(幸)、河野、川崎夫妻、坪倉 7班 CL:佐坂 SL:片山 坪田、樺山、木畑、米澤 合計 : 55名 (男性 30名 一般 13名、 会員 27名) (女性 15名 一般 6名、 会員 9名) |
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山行報告 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
概要;昨年11月に担当役員4名が決定し、1〜2月に候補地の選定を行ってきました。第25回にもなると、選定には難しいものがありました。昨年、高速道路の渋滞で帰着が遅くなったこともあり、近郊の山も候補にありましたが、参加希望が多く予想され、初心者も登山できる山として、北八ヶ岳の蓼科山と、その南西にある八子ヶ峰を選定しました。 実施日の初日の八子ヶ峰は天候に恵まれ予想より気温が高く、青空の下で稜線を快適に歩き、スキー場の背後は車山があり、前方に蓼科山が迫り、八ヶ岳連峰を右に望め、アップダウンの少ない快適な山歩きが出来、翌日に疲れを残さない本番の良いトレ−ニングになった。 二日目の蓼科山では3段に分かれた急坂を登り、森林限界を超え大きな岩稜帯を越え頂上に達すると360度の展望を楽しむことが出来、登りの苦しさも吹き飛んだものと思っています。事故なく無事に帰ってこられ、皆様のご協力に感謝しています。 参加者の募集:京田辺市市民総合体育大会として市民に参加していただく行事なので、「学びの情報誌」夏号6月15日発行には概略を、8月1日発行の広報「京たなべ」に詳細を掲載し、山友会の方にポスターを広報掲示板に広報発行日に合わせ掲示のお願いをした。山友会会員は「かんなび」8月号に掲載。募集状況は一般参加は順調であったが、山友会会員の出足が悪くメールで勧誘してもらったところ定員をオーバしキャンセル待ちが9名出た、補欠の辞退もあって希望者全員が参加できることになった。トレ−ニング登山:蓼科山登山口(女神茶屋)から山頂までは約高低差800mあるのでこの高低差に見合った愛宕山、蓬莱山を設定し雨天対策として比叡山を設定した。今年は9月に入っても気温が高く、秋雨前線がいつまでも停滞し、蓬莱山では前線が通過し竜巻警報や雷注意報も出る悪天候で中止し、比叡山に変更していただいた。比叡山も悪天候が予想出来る天気図で、山頂バス停まで到着すると、風雨が強くなったため、JR比叡山坂本への下山を取り止めバスで下山した。 安全の確保;昨年の市民秋山登山では一班が14名と人数が多く班員の状況が把握出来にくかったとの指摘があったので、今年度は一班を7〜8名の少数にし、掌握し易い班編成にした。 体制;トップとラストはCL・SLで抑え、班全体を中に挟む。班毎の行動に自由度を持ってもらう(出発・休憩等)。遊軍は二人とし前2班と後2班をそれぞれに気配りする。 「安全メモ」リーダー・班長・参加者各人の安全の心得は説明会資料に印刷し全員に配布した。 その他;トレ−ニングで参加者の体力・脚力を確認し不安な方は再チャレンジをしていただいた。 コースタイムの設定は下見の時間の1.2倍。班が識別出来やすいよう名札に班番号と班毎にカラー印刷し裏側には旅館の部屋番号入りで分かりやすく好評であった。バス会社と事前に雨天対策コースを含め確認を行う。急坂が続くところは20〜30分で1回短い休憩を取り疲労の蓄積が少なくなるようにした。又、無線を使って先頭と最後尾、遊軍が連絡を常に取れるようトレーニング登山で、無線操作の確認を行い本番で活用できた。集合写真を蓼科山の山頂で撮りたかったが、全員の到着を待っていると遅くなり気温も低く体温の低下が予想されるので、各班毎の撮影とした。 紅葉の最盛期に設定していましたが、今年は気温が高い日が続いたため山麓のカラマツ林の黄葉は1〜2週間早かった、蓼科山登山口から山頂までは高度差があり広葉樹の紅葉にも出会えた。 蓼科山は火山の山で登山道は岩がゴロゴロしていて一般参加の方には慣れていなく、登りにくかったのではと思います、特に2400mを越え、山頂小屋までの大きな岩のトラバースは体のバランス力が必要で、トレ−ニングの中に岩山歩きを入れておけば良かったと、反省しています。これまで天候には悩まされ続け4日前の予報は降水確率が50%と高く、雨天コース(麦草峠付近の白駒池と高千穂自然園)への変更を覚悟はしていました。しかし予報は外れ、薄雲ではあるが岩で埋め尽くされている山頂から八ヶ岳連峰、南、北、中央アルプス等の素晴らしい展望を楽しむことができ、360度の展望と謳っていたので、担当者の気持ちは快晴になりました。お天気男とお天気女の参加に感謝しています。 八子ヶ峰から蓼科山を縦走した気持ちになれるコース設定は如何でしたでしょうか。本番で天候に恵まれ、八子ヶ峰は予定より早く到着し、ヘッドランプを使わずに済みました。 蓼科山もほぼ設定の時間で歩け、事故無く終える事が出来うれしく思っています。一般参加の皆さん、会長、山友会員、班長、副班長、写真担当、救護品係、留守部隊、ポスターの掲示、資料の印刷に会誌部、宿の懇談会の司会、運転手さん、NPO法人体育協会、教育委員会等の多くの皆様のご協力で無事に終えることが出来たことを深く感謝しています。 最後に前回から引き続き担当し、きめ細かく指導していただいた山下さん、すべて手際よく考案、処理していただいた佐坂さん、煩雑な会計処理を担当の徳田幸子さん、長期間に渡り助けていただきありがとうございました。初日 八子ヶ峰を歩く
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